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獣害駆除の革ができるまで。獣皮を獣革にするのは正直、凄く大変。。。な、お話

24年、5月24,25日は浅草橋にて本日は革日和♪in浅草橋を行います。

本日は革日和♪ in浅草橋 東京 24.5/24.25(金土)

これを記念して出展者のチバレザーによるセミナーを開催します。

近年鹿やイノシシにおける獣害問題が大きく取り上げられるようになってきました。獣害駆除で出た皮を革にする。「捨てる皮を革にしたら肉より儲かるんじゃないか?」「革にする作業を自分の地域でやりたい」などの相談は革業界に持ち込まれるようになってきています。

今回は千葉で獣害駆除された鹿やイノシシ革をタンナーに依頼して作ってもらっているチバレザーさんによるセミナーを開催します。

技術、ではなく、実際にプロのタンナーに依頼し、付き合う大変さを話してもらいます。

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2411JLIA オープンファクトリーを行った革財布会社さんに話を聞いてみた

毎度です!「1ヶ月間以上休みなく毎週何かしらイベントあった」ムラキです

さすがに途中で数日倒れました。喋りすぎて喉を痛めた、というものです。まぁ、この喉を痛めた、というのが今回のblogのオチとなりますわ。

今月はオープンファクトリーの話しとなります。

御縁があってオープンファクトリーを端から見て10年くらい立ちますが、今年は全国的にオープンファクトリーが多数開催されていました。今回の話しとしては下記のようになります。

・オープンファクトリーってどんなもの?
・オープンファクトリーを実際に受け入れた会社さんに聞く、オープンファクトリーの経緯
・オープンファクトリーをやるのに大切なこと

などとなります。

いつから始まったの、オープンファクトリーって?

私が意識しはじめたのは新潟の燕三条のイベントです。調べてみると2012年ですね

事例紹介2014 – openfactory

東京台東区 のモノまち、が2011年、新潟の燕三条の「工場の祭典」が2013年ですね。

燕三条 工場の祭典について – openfactory

オープンファクトリーとは、開かれた工場、というだけあって普段は見ることが出来ない工場見学、という意味合いが強いです。

以前紹介した村瀬鞄行さんが所属するランドセル業界などでは革業界でもトップクラスに工場見学を行っている業界ですね。彼らからしたら「土日あけているのは当然」「土日でも工場は動いているのでどうぞ見てください」となっています。

【村木るいさん連載】ランドセルの「自由研究」と「職人さん」と「ジャパンレザーアワード」の話 | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

なんのためにオープンファクトリーをするのか。メリットは?

BtoC(企業が消費者相手に商売をする)ではなく、工場というのは基本的にBtoB(企業対企業。企業が企業相手に商売をする)というシステムになります。工場が一般消費者相手に工場を開くメリットは少ないといや少ないです。

下記は大正大学の地域抗争研究所のレポートからの紹介となります。

大正大学地域構想研究所
産業集積地におけるオープン・ファクトリーの取組事例

オープン・ファクトリーによって創出されるメリット

〇参加企業のメリット

(1)ビジネスチャンスの創出
(2)愛用者・ファンの醸成
(3)従業員のモチベーションの向上
(4)後継者の発掘・人材育成
(5)消費者の声やニーズ把握

〇地域・社会へのメリット
a)社会教育
b)産地の産業振興
c)エリアの新しい魅力づくり
d)地域コミュニティの創出
e)交流人口の拡大
f)地場産業地域の産業観光の課題

なにやら難しく書かれているように思えますが、実際に読むと簡易な説明でわかりやすくオープンファクトリーについて書かれていると思います。上記を踏まえて、オープンファクトリーをやった人に話を聞いてみました。

某・東京の下町and観光地でのオープンファクトリー関係者と話してみたら「地元に知ってもらうのがとても大事なんです」

東京で某有名観光地and下町でオープンファクトリーを開催されている関係者の方と挨拶したことがありまして。

あなたのところは観光地としても有名でしょ?今更観光客を呼ぶ必然性はあるの??

———違うんですよ、ムラキさん( ´Д`)=3 オープンファクトリーをやって、『僕らは昔からこの地でこのようなモノづくりをこの工場でやってきたんですよ!』と地元の住民にアピールするのが重要なんです!これをしないとですね、地元からいつ追い出されるかわからないんです。

———毎日ガッチャンガッチャンと工場の中で何をやっているのかしらんがなにか作っている。うるさい。トラックの出入りが激しい。子どもに危険だ。だから、でていってもらおう!という流れが生じかねないんです!

———だからオープンファクトリーで地元のお父さんやお母さんや子どもに見てもらって「あぁ、こういうことしているんだ」と理解してもらうのがとても大事なんです!」

 

!!!あぁ、なるほど!そういうことか!観光客に来てもらおう、とか、アウトレットセールで儲けよう!とかないのか!

———ないですないです!アウトレットセールで儲けよう!とか思っても僕ら普段はBtoBの商売ですし、売るものもないですよ!

大阪の財布メーカー「ナダヤ」さんにオープンファクトリーについて聞いてみた

大阪の財布メーカー「ナダヤ」さんは以前人材募集で相談をうけたことがあります。

求人:財布メーカーのナダヤさんが職人を募集、というので聞いてきたし、音声動画もアップしてみた | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

ナダヤさんも11月にオープンファクトリーに参加されていました。

財布のナダヤさんがオープンファクトリー 11/8.9(金土) in八尾 大阪 「こーばへいこう!」 | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

どうだったか?というのを聞き取り調査させてもらいました

オープンファクトリー、どれくらい人がきた?

今回のイベントは自社独自なの?

———いえ、違います。東大阪で行われている「こーばへ行こう!」という地域巡回型イベントの一環です。何かしら大きなイベント会場があってドカーン!じゃなくて、各工場が日付をあわせてオープンファクトリーしよう、というイベントですね

こーばへ行こう!2024

いつ、何をやったの?

———金、土、とやりました。10時~16時。事前予約で時間を決めて、ワークショップや工場見学。いつでもwelcome!でアウトレットセールですかね。

どういう内容だったの?

———工場見学、ワークショップ、アウトレットセール。それにキッチンカーに来てもらいました。

どれくらい人が来たの?

———2日間で予約90%で工場見学120人くらいですね。アウトレットセールだけを見に来たお客をあわせると230人くらいかな。
当日飛び込みは5~10人くらいです。30分前に「14時半の回いけますか!?」と問い合わせ来たりもしました。

それは非常識だな、とか思った?

———全く思いません。多分他の工場を見学して、その後時間が空いて行けそうだから問い合わせた!という感じでしたよ。それだけ今回のイベントを楽しんでおられるんだと思います。
tel受付窓口はやはりあったほうがいいですね。

 

事前準備や当日準備はどんな感じ?

あなたのところ土日完全に休みやろ?このイベントのために人員確保大変ちゃうの?

———ムラキさんもご存知のように、今って土日に社員を動かすのって大変なんですよね。お金も休日出勤で出さなきゃいけない。でもうちは年に2回ほど土曜日営業があるんですよ。

君のところは工場だろ?お店ちゃうやん。

———年2回だけアウトレットセール的なことしているんですよ。だからこの「こーばへ行こう!」というイベントにあわせて土曜出勤してもらいました。

工場の人はともかく、受け入れ体制はどれだけ人員割いた?

———予約受付として1名。社長である私がやりました。で、ワークショップやアウトレットセールの販売などを社員に行ってもらいました。それが12~15人体制。少なくなったら8人前後でまわしていましたね。

どういう意図でオープンファクトリーやったの?

あなたのところはBtoBとBtoC、両方だけど、工場見学やろう!ってのはなんで?


———ムラキさんが前例で出してくれた他の地域のオープンファクトリーと同じですよ。やはり地元の人に知ってもらいたいから、です。長年この地で工場やっていますが、多分地元の人、「ここで財布作っている」とか知りませんよ。うちはBtoCといってもリアル店ありませんが、知ってもらうことで「前みたあの工場の財布をネットショップで買おう」となりますから。

———あと社内の中には「いつもの工場が消費者がきてワチャワチャするのはなぁ」という声もあるんですが、それでも「このイベントに参加するのは反対」という声はなかったです。

今回は地域のイベントとして行ったけど、運営はどうだった?

運営はどういう流れだったの?今は経産省や近畿経済産業局が支援してオープンファクトリー進めているけど、この地域のオープンファクトリー運営はどうだったの?

———もともと、これだけオープンファクトリーが言われる前からこの地域の工場でオープンファクトリーやろう、というのは地元の人間がやっていたんですよ。それに市や国が乗ってきてお金出してくれて、というのはあります。

———そのため運営ノウハウが溜まっているので告知もしっかりしてくれていました。

———これに限らず「イベント」って、やっぱりやるところが民間だろうが国だろうが、先陣切ってやる人間が必要だと思います。場を作りました、だけではダメです。

———東大阪のこのイベントでも元々は民間がやっていたのを市まで巻き込んだ感じです。元々民間サイドでモチベーションやノウハウがあった。民間がモチベーションがあり、それに国なりが載っかったときはうまくいくと思う。東大阪のこのイベントの運営は頑張っていると思います。

11/8-10(金土日) O-ROUND – オーラウンド 大阪 | 大阪の靴 皮革の祭典

O-ROUND – オーラウンド 大阪 | 大阪の靴 皮革の祭典として今回開催され、ムラキ&フェニックスも協力しました。

O-ROUND – オーラウンド 大阪 | 大阪の靴 皮革の祭典

OPEN FACTORY | O-ROUND – オーラウンド 大阪 | 大阪の靴 皮革の祭典

11/8(金)はツアーガイドをしていました。

OPEN FACTORY | O-ROUND – オーラウンド 大阪 | 大阪の靴 皮革の祭典

当日は2時間コース×2回で西川商店・ニシカワレザーや漉き屋さんなどを見学しました。この2時間×2回で声が枯れましたね( ´Д`)=3

HOME – 株式会社 西川商店
レザークラフト材料と革・エキゾチックレザーのニシカワレザー
村木るいさんの「人に話したくなる革の話」 革を薄くする仕事「漉き割り」の世界 | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

11/9.10(土日)はワークショップをしていました

9,10はイベント会場で私の持っている珍奇な革解説やワークショップなどをフェニックスの部長といっしょに行っていました。

 

オープンファクトリーをやるのに大切なこと

自社1つでやるほうがものすごく楽です。

ただ、他の地域や地元に知ってもらうのも難しくなるかな、と思います。やはり運営が「この工場や地域を知ってもらう努力をする」ことがものすごく大切です。

土曜日や日曜日に開催したほうが「知ってもらう」とか「アウトレットセール」などを趣旨にするならば適していると思います。ただ、昨今の「普段休みの土曜日に社員を出勤させる」というハードルの高さがネックかな、と。

これに対して新潟の燕三条では「毎日、希望があれば工場見学出来ますよ!」というシステムを組んでいますね。

工場見学 アーカイブ | 燕三条夢創紀行

また「俺の会社でもオープンファクトリーやってみようかな」という革関係の会社さんはご相談ください。

11/16.17(土日)は兵庫たつの市で兵庫皮革まつりでニューレザーコンテストを見てきた

今年も行ってきました、ニューレザーコンテスト。今年も動画撮ってきました。今年は40分越えちゃいました(;・∀・) でも日本の革面白いんだよ、ほんとに。 オープンファクトリーもこのコンテストもそうですが、「知ってもらう」というのはとても大事です。

今後のムラキの予定

11/29 毎月最終金曜日は20時まで営業の「フェニックスナイト」で客寄せパンダに技術講習しています

2024/11/29 (金) はフェニックスナイトを開催します。今回の初心者さん向け無料セミナーは「固定と摩擦の話~目からウロコが落ちる技術の話」です | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

11/30 フェニックスアウトレットセールで客寄せパンダに講習しています

革のアウトレットセール開催!! | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

1/24.25 革日和in大阪

3/28.29 革日和in名古屋 愛知県

2024/11/23 GWCお疲れ様でした用blog

GWC、お疲れ様でした。

このblogでは当日会場で話した工具やイベントを紹介しておきます。

レザークラフトフェニックス

私が裏方として力を貸している革・金具・工具などを販売しています。
GWC会場から歩いて10分。猫鯖さんから歩いて3分ほど。大阪区役所となりです。

「革でなにか作ろう!」と思ってから来るんじゃなくて「俺はモノづくり趣味にしているからどんな工具や金具とかあるのか見ておいてやろう!」という段階で来てみてください

土日営業しているんですが、水曜・祝日お休みです。GWC当日もお休みです。すいません

革のアウトレットセール 11/30(土)

革のアウトレットセール開催!! | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

11/30にセミナー4連発でやっています

☆12:00~13:00 参加費:無料
人に話したくなる革セミナー~アウトレット品はなぜあるか?革屋はボッタクリなのか?

人に話したくなる革セミナー~アウトレット品はなぜあるか?革屋はボッタクリなのか?
開催日 2024年11月30日(土) 12:00〜13:00
開催場所 レザークラフトフェニックス(大阪府)
ジャンル 趣味/ライフスタイル > 趣味
主催 本日は革日和♪
レザークラフトを始めたい人や革を知りたい人向けのセミナーです。お得情報満載です。

☆13:30~14:30 参加費:1000円(税込)
固定と摩擦の話~目からウロコが落ちる技術の話

固定と摩擦の話~目からウロコが落ちる技術の話

開催日 2024年11月30日(土) 13:30〜14:30
開催場所 レザークラフトフェニックス(大阪府)
ジャンル デザイン/アート > ハンドメイド
主催 本日は革日和♪

 


☆刃物の話 15:00~16:00 参加費:1000円(税込)

革日和ぷち 刃物の話~目からウロコが落ちる技術の話

革日和ぷち 刃物の話~目からウロコが落ちる技術の話

☆接着剤の話 16:30~17:30 参加費:1000円(税込)

革日和 接着剤の話~目からウロコが落ちる技術の

 

GWC会場で話していたのは「固定と摩擦」の話しを一部抜粋です

私のやるセミナーは「実際に触って体験する」が大事にしています。youtubeを100回見るよりも1回体験したらすぐわかる!ということが多くありますので。

☆13:30~14:30 参加費:1000円(税込)
固定と摩擦の話~目からウロコが落ちる技術の話

固定と摩擦の話~目からウロコが落ちる技術の話

開催日 2024年11月30日(土) 13:30〜14:30
開催場所 レザークラフトフェニックス(大阪府)
ジャンル デザイン/アート > ハンドメイド
主催 本日は革日和♪

会場で紹介した工具やら

ステンレスT字定規

 

●プラモデル業界が使うT字定規です。薄いため革でも使い勝手が良いです。直角に切りたい!というときは便利です。

Amazon.co.jp: ウェーブ HG ステンレスT定規 L HT384 : 文房具・オフィス用品

・100均で摩擦を高めて効率よく作業する方法

すべり止め液 | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア …ハンドメイド品売り場にあります。100円でこれが買えるのは非常にありがたいです。

ズレ防止吸着テープ 55mm×43mm 4片付 | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア …シールタイプでこれが一番薄いです。

フェニックスオリジナル アクリル定規

アクリル定規 無地透明タイプ | ヌメ革と真鍮金具とレザークラフト材料の通販-フェニックス

単なる透明なアクリル板ですが、体験したらわかるその凄さと使い勝手です

ムラキへの連絡先

twitter  Rui(@ccrui)さん / Twitter  …あまり真面目にやっておらず。インスタと連動はしています。
insta Muraki Louis(@murakilouis) • Instagram写真と動画…革に関する写真だけたまに載せています
facebook 村木 るい…多分8年くらいは毎日の日常を友達限定で公開しています。

LINEオープンチャット 本日は革日和…普段のことをよく喋っています

問い合わせフォームContact | 本日は革日和♪

MailMagazine | 本日は革日和♪  一番ちゃんと情報発信に使っているのはメールマガジンですね。

・月に1回皮革産業連合会(=JLIA)にてblog書かせてもらっています

村木るいさんの「人に話したくなる革の話」 | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

・レザークラフトフェニックスでblogを、、多分10年以上書いています。もう最近は怖いから8年以上はカウントしないようにしているんですよ(;・∀・)

レザークラフトフェニックス blog

 

 

23年9月のメルマガ:東京や大阪でイベントでたり、11月はタンナーバスツアーしたり。来年1月に大きく大阪で革日和予定だったり

毎度です!「コロナ前の秋よりも忙しい気がするな(;・∀・)」ムラキです

(メルマガの方ではこちらに書いていないおまけ情報も載せていますので興味あればご登録ください)

メールマガジン | 本日は革日和♪
MailMagazine | 本日は革日和♪

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23年6月のメルマガ:6/23.24(金土)は革日和in神戸やら、サブスク6000円やら

毎度です!「毎月のサブスク計算したら6000円くらい」ムラキです

先日U-NEXT月額2000円を契約してしまったので他で帳尻あわせたりしていますが、減らさないといけないですね。仕事で使うシステムの金額も入っているので削りづらかったりするからなぁ。。

(メルマガの方ではこちらに書いていないおまけ情報も載せていますので興味あればご登録ください)

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●6/23.24(金土)は革日和in神戸

初開催!本日は革日和♪in神戸 6/23.24(金土)

刻印屋のStudio Yamatoさんが初出展します

●エンタメで見る革の話:解体屋ゲンで学ぶ「~~屋」「~~師」と名前がつく仕事はそれだけで食べていける、はず、という話 | phoenix blog |

 

エンタメで見る革の話:解体屋ゲンで学ぶ「~~屋」「~~師」と名前がつく仕事はそれだけで食べていける、はず、という話 | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

サブスクのもとを取るためにblog1本書いておきました。
~~職人、というのは基本的に自称ですね。~~屋、という言葉のほうが重い、というか、お金を稼げます。

革でどうやって食べていけばいいですか?とか、革で儲けたい!という人に対する回答の一つでもあります。

・~屋、~師、という言葉はそれで食べていける、という証、だった
・鞄職人、や靴職人、となうっていても、専門スキルないと食っていけない
・専門スキルあっても食っていけるとは限らない
・メーカーなり弟子入りしたって1週間後にそのスキル無駄になるかもしれない
・だから今の時代は面白い

というような話となります。
この話をすると、人によっては絶望するし、人によっては希望見出します。人によっては怒り出しますね。面白いなぁ、と思います

●JLIA連載 オンラインとリアルは相互に補う、という話

オンラインとリアルは相互に補う、という話  JLIA 日本皮革産業連合会

コロナが一応あけましたが、色々なシステムが変わりました。バーゼルやE3などの大きくお金が動くイベントが開催されなくなる一方で、それらのお金がネットに入り込むようになっています。

コロナは100年に1回レベルの大災害ではあるんですが、戦争や震災などと比べて、お金が動くところではガンガン動いています。(武器商人やゼネコンのような限定的な部分ではなく、広くお金が動いています)

これらをどう補うか、という話を書きましたわ

●ようやくでた岩波新書「皮革とブランド」~革をこれからも使っていくために

前作「革をつくる人びと」から6年たち刊行された今回の本。でるでる、と言われて2年くらい待たされたような気がします。

ファッション倫理、という考えがありまして。「今が良ければ最高!」じゃなくて、環境や継続性を考えた「サスティナブル」を商売やファッションでも考えましょう、ということです。

・ファッションの歴史から、このファッション倫理を解説
・世界のタンナーの成り立ちや歴史
・タンナーの差別の歴史

などが解説されています。
知り合いが関わっているTLA(=think leather action)が今年からようやく動き始めたのですが、この本の記述にはちょっと間に合わなかったのがもったいないですね

5/26.27(金土)の革日和+レザーフェアのイベントやら紹介。「天然皮革がサステナブル素材である理由とは」というセミナーは固いタイトルだが面白いよ | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

「いや、サステナビリティとかいっても、私程度には関係ないでしょ~」と思われがちですが、「革は環境に良くないんでしょ!」と言われた際に革のメーカーのみならず、趣味の人や革製品の使い手さんでもきちっと反論出来ないとどんどんと肩身は狭くなります、という話でもあります。

六花を定番化します!!そして現行価格より値下げします!!

【朗報】六花を定番化します!!そして現行価格より値下げします!! マジ(・`д・´) & 糸の定番商品リニューアルのお知らせ | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

・六花(リゥファ)ポリエステル糸

・六花(リゥファ) ワックスリネン糸

●6/30(金)はフェニックスナイトで18時半からムラキが駄弁っています

2023/06/30(金)はフェニックスナイトを開催します。スタッフ村木による「革の買い方&歴史のプチ説明会」もやります | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

来月からは違う内容にしましょうかね

●7/1.7/2(土日)は大阪で行われるネコハンドメイド展 にゃんこ博覧会にフェニックスが出展しています

ワークショップ「革の染め体験」inにゃんこ博覧会(7/1・7/2) | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

イベント名:にゃんこ博覧会
開催日:2023年 7月1日(土)・7月2日(日)
開催日時:11:00~18:00 (最終入場は16:30)
会場:大阪南港ATCホール(Cホール)      (アクセス情報はこちら)

ムラキも手伝いでふらふらと会場にいます。

●CIY!染める靴、次回wsは7/15予定

CIY!染める靴~情報まとめ~ | phoenix blog | 1926年創業の革素材問屋のスタッフが、レザークラフトのあれこれを語ります。

自分で染められる革靴のワークショップ inフェニックス 2023年7月15日(大阪府) – こくちーずプロ

  

●古瀬シュースティリスタ研究会秋の予定

靴の型紙作りや靴を理論的に学ぶセミナーを開催している古瀬シュースティリスタ研究会の秋の予定がでました。

シュー パターンナー セミナー 初級コース 23年9月~24年3月(全12回) | 古瀬シュースティリスタ研究会

シュー パターンナー セミナー 中級コース 23年09月~24年03月 全12回 | 古瀬シュースティリスタ研究会

足と靴の相関理論セミナー 23年10月~24年02月 | 古瀬シュースティリスタ研究会

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