12/4.5のレザーフェアで行う「サンプル師が解説『バッグメーカーの面白さ、辛さ、お金の流れセミナー』」ですが、タイトルや説明を見てもわかりづらいセミナーです。
本日は革日和♪ in レザーフェア 12/4.5(水木) 靴・鞄の型紙制作実演やら、ワークショップやら | 本日は革日和♪
過去2回行ったセミナーですが、どのようなものだったのかを解説してみたいと思います。
サンプル師が解説『バッグメーカーの面白さ、辛さ、お金の流れ、型紙の意味を解説するセミナー』 2019年12月5日(東京都) – こくちーずプロ
講師はサンプル師中村氏
1973年生まれ
1998年に家業のバッグ製造メーカーに入社。
営業、サンプル作り、段取り、金勘定などをしながら製造メーカーの2代目として仕事をしていましたが、2008年に家業を辞めて、サンプル師として独立。
1998年からバッグ業界で仕事をしてきているのでキャリアは15年弱くらいと思われますが、幼稚園の頃から両親のバッグ作りの手伝いをさせられていて、両面テープを使ったりカシメをとめたりするのは『箸や茶碗』より先に使えるようになっていました。
独立してからは、バッグ製造メーカーさんやアパレル商社さんなどが商談の時に使う“バッグのサンプル”を作りまくって、その数は2000種類をこえています。
2012年には、ジャパンレザーアワードで賞もいただきました。
2012年度受賞作品 | Japan Leather Award 2012 | ジャパン レザー アワード 2012
今までバッグ業界を見てきた事、経験してきた事、バッグ製造工場の工場長として従業員に教えてきた事や、専門学校の講師としての指導してきた事などが、皆さまのモノ作りのお役に立てればと思いバッグ教室をはじめました。
メーカーの仕事の役割と利益配分は?
2000年代手前の時代から今では20年の差がありますが、この時代時代でメーカーという仕事の役割は変わってきました。
まずメーカーという仕事はどういうものなのか?鞄1個の単価や工賃はどう計算してどう考えるか?利益配分は?などを過去の経験から解説してもらいます。
サンプルとオーダーは違う
サンプル師は量産仕事をする「職人』とはまた違う職種となります。そのためサンプル師は「自分だけが作れる品」を作るわけにはいきません。
「じゃぁかんたんに作ればいいの?」 そうすると今度はクライアントやデザイナーさんが納得しません。
このセミナーでは「サンプル師はどう考えて型紙を作るか」「実際の型紙やサンプルをもとに何を考えて作るのか」なども解説します。
他にも現在未来にも応用できる考え方やテクニックを解説していきます
革業界における靴鞄財布メーカーなどにも応用出来ますし、手作り作家さんでも将来的に大きくなりたい方やブランドを構築したい方にも役に立ちます。
サンプル師が解説『バッグメーカーの面白さ、辛さ、お金の流れ、型紙の意味を解説するセミナー』 2019年12月5日(東京都) – こくちーずプロ