革紐・革レース2本で出来る作品と作り方

ジャパンレザーアワード2020　10月3日土曜日一般展示の際に来場し、アンケートにご協力いただいた方にはノベルティとしてレース2本とクリアファイルが進呈されます。

こちらではこのレース2本で何が出来るか、どのように出来るかを紹介していきます。

タッセル

・一般的なタッセルは革を櫛のような形状にして丸めていく、というものです。

・今回は革紐ですので下記のほうが作り方は近いです。

ボンドを使う際もっとも手軽なのは100円均一などでも売っている「G17」という種類のボンドです。
こちらのボンドは「薄く塗って乾燥させる」「乾燥した同士がくっつきあう」という性質があります。手間はかかりますが強力なボンドです。

革紐は組紐細工とも相性がいい素材です。

・イヤリング金具やピアス金具は100均のダイソーのクラフト売り場で販売されています。

写真右手のものがそうです。
牛レースのように厚みがありコシの強いものならばがっしりとした風合いで出来ます。
ピッグスウェードのように薄手のもので作ると、ふんわりとした仕上がりになります。

・4本編みは作れるようになっておくと応用性が高い技術です。
最後の4本のまとめ方が様々な方法がありますが、この動画では単純に金具で留めているだけです。金具ではなく、革紐や糸で留めるのも手です。

・補強に使うボンドは酢酸エマルジョン系のボンド＝水溶性のボンド＝白い木工ボンドで充分です。
先程のG17とは違う「ちょっとはみ出そうなくらいつける」「乾燥するまで触れない」というのが特徴です。
木工ボンドで充分ですのでこちらも百均にて購入可能です。

・厚みが1mm以上あり、コシが強いならばパラコード編み、という技法も覚えておくと色々と楽しめます。

・これまた百均で分厚いもの用のかぎ針を購入して編み込んでいきます。単純な鎖編みです。
ピッグスウェードレースのように薄手のものでしたら編み棒で編むことも可能です。