今週末の21日土曜日に開催される「たつの市皮革まつり&タンナー見学バスツアー」の打ち合わせに姫路まで向かいました。
昨年はオオヤ製革所さんにお願いしました。姫路どころか日本有数の設備を誇るタンナーさんでした。
今年は2社見学します。昭南皮革とオールマイティーの2社です。
タンナーは姫路市たつの市で合計で100以上が稼働していますが、そのそれぞれが得意分野や戦い方が異なります。
今回訪れる昭南皮革とオールマイティーはまさに両極端な思想と作り方をしています。
昭南皮革とは
ムラキを飼っているレザークラフトフェニックスがメインで取り扱っているフルタンニン革を作っているタンナーさんです。
ピット槽と呼ばれるタンニンを仕込む槽（でっかい風呂おけ）を持っている＆稼働しているタンナーは日本国内でおそらく6社か7社かと思います。
（栃木1つ、和歌山に多分1つか2つ。姫路近辺で４つかな。全部把握している人がいないんだよ、ピット槽は）
その中でも原皮からこだわっているタンナーであり、フルタンニンについては一家言をもつトンデモナイ会社です。
どうトンデモナイか、などはまた道中のバスで解説します。
オールマイティーとは
レザー素材オリジナル受注生産｜姫路の皮革・革素材／タンナー オールマイティ
タンナーさんでHPを持っているところはまれです。それくらいIT化が遅れている業界なんですよ(;´д｀)
この会社は「1枚からでもオリジナルを作ります」というスタンス。
過去はカーフキップが得意としていたが、8年前から「オールマイティー」を会社名として掲げ、カーフキップステアに限らず豚・馬からさらには爬虫類の鞣しまで新しく前に進んでいる会社。
タンナーとして必要な設備をすべて揃えており、軽く動けることが信条といえます。
道中では「では毎回1枚でいいのか」「タンナーの利益はどのようにあるのか」なども踏まえて解説させていただきます。
お申し込みは下記から
11/21（土）9時半 レザークラフトフェニックス集合。
解散予定18時半 レザークラフトフェニックス解散。（時間が読めないためきっかりこの時間に解散にならない可能性がありますのでご注意ください）
終了後懇親会もありますので興味ある方はご参加ください。