セミナー案内
誂え靴型は、その人の足型を計測(測定・計算)して作られています。 ならば、靴型を計測逆算すれば、その靴型で作られた靴を履く人の足型が割り出せると言う訳です。
貴社で今ご使用されている既製靴型が、どのような足に合うのか確り把握されていますか? お取り引き先のモニターモデルさんにご試着頂いた際に「踵が緩い。脱げる。」、「母趾爪が当たる」や「履き口が笑う」などなど苦言を呈された事はありませんか? その原因は究明されましたか? 靴木型メーカーに修正を依頼して直りましたか? 木型メーカー任せで、折角の靴型と資材を泣く泣くボツ(廃棄)にしてしまった事はありませんか?
本研修会では、貴社でご使用されている靴型をご自身で計測して足型に換算、検証と考察(どのように修正加工するべきか?など)出来る技能を身に付けて頂きます。
※このセミナーは足と靴の相関理論セミナー修了生対象となります
日程
※現在未定。足と靴の相関理論セミナー終了後決定します。
(全3回) 隔週日曜日 1回6時間、午前10:30~午後5:30
目標
足と靴木型フィッター(靴型検査技師)
実演と実習にて靴型検査し、結果から検証と考察の仕方を修得します。
条件・対象
必須条件:足と靴の相関理論セミナー修了生対象
対象:靴業界従事者の方。
セミナー詳細
授業1
靴型設計の基礎(実演)
モニターモデルの足と足データから中底ゲージ、踵角度定規や中底ゲージ縦定規の作製。
靴型設計の基本を実演する。
授業2
既製靴型検査法(実演)
ヒールハイトとボールウィズ中点の採り方
足型後部足長と比率の出し方
靴型ボールガースから足型ボールガースへの逆算(殺し寸法の逆算)
JIS規格表示の出し方
後足部と前足部の振り角度の出し方
足趾(IP)ガースの出し方
靴型踵幅から足型踵幅の出し方
踵角度の出し方
踵周囲率の出し方
ボールガースからインステップガース・ヒールガース・アンクルガースの出し方など実演する。
授業3
既製靴型検査法(実習)
貴社ご持参の靴型をご自身で検査して頂きます。検査結果の発表、受講生みんなで検証と考察。