セミナー案内
【靴メーカーと、靴小売・シューフィッターにも一番人気のセミナー】
「足と靴型の相関を熟知して靴を考える」、これが《善い靴作り》の基本です。
ヨーロッパ靴先進国の靴技能士養成機関に於ける基礎学習は、造形・色彩学や靴工学(製靴技法)、ファッションビジネス学は基より、靴に関係する解剖生理学や運動力学(歩行)、そして医学が必須です。
ヨーロッパでは、靴は古くから「《半医・半商》、医学の領域が半分入ったビジネスだ」とも言われています。 しかし、日本の製靴技術者や靴デザイナー達には最も乏しい知識だと言えます。 また、足と靴・靴型の数値的・学術的相関(フィッティング)についても感覚頼りで曖昧で漠然としているのが現状です。 そこで、次の通り《足と靴の相関理論セミナー》を開催します。
日程
隔週日曜日 全8回 1回6時間、午前10:30~午後5:30
2024年
3月3日
3月17日
3月31日
4月14日
4月28日
5月19日
6月2日
6月16日
※ 予備日: 6/30 異常気象などで休講が余儀無くされた場合などに差し替えます。
費用:
全8回 ¥112.000(税込み) テキスト代(税込み¥10000)
申し込みは下記サイトからお願いします。支払いにはクレジットカードと銀行振り込みとなります。
クレジットカード支払いの場合は開催3週間前に申し込みをし、お支払い処理をお願いします。
足と靴の相関理論セミナー 24年03月~24年06月 全8回 2024年3月3日〜2024年6月16日(大阪府) – こくちーずプロ
申し込み方法
申し込みは下記サイトからお願いします。支払いにはクレジットカードと銀行振り込みとなります。
クレジットカード支払いの場合は開催3週間前に申し込みをし、お支払い処理をお願いします。
受講前にいるもの
・LINE…連絡事項はLINEグループで行いますので、LINEが見れる環境を作っておいてください。
・木型…ご自身で使っているものを持ってきてください。テオリーⅡで使います。整形靴用の木型などは使えません。
もしご自身で持っていない場合はご相談ください。1シーズン3000円で貸与も可能ですが、自分の使っている木型なりを使わないと授業内容がもったいない、とは思います。
・筆記具…木型ラストの人は鉛筆、プラスチック木型の人はダーマトグラフペンくろ必須です。0.3mmシャーペンと0.3mm替芯。消しゴム
・電卓…通常のものでも大丈夫です。スマホアプリでもokです。
・三角定規セット…三角定規は30cm推奨
・金属製直線定規(30cmと15cm)
・ドイツhoechstmass社メジャー…靴用のため少し特殊です。現状webでも買えないため持っていない方は申込時に言ってください。(受講生のみ1500円 受講生以外の方は2500円となります)国際サイズ換算の際に使用します。
・フットプリント一式(持っている人のみで構いません。)
・シューフィッター用スクライバー(持っている人のみで構いません。)
・1mm幅ICテープ黒
●消耗品:B4 or A3コピー用紙、ケント紙
上記消耗品は、持ってくるのが大変な方は1回300円にて上記消耗品を使い放題で使えます。忘れた場合は上記金額を払っていただき、使用してください。
講師の思い
靴作りはデザインセンスもありますが、理論的なことも知っておかないといけません。解剖生理学や運動力学、医学は必須です。
体の構造、、この場合足だけに限らず、上体や四肢を使って歩行している、ということを理解してもらうために医学や解剖学も最低限知ってもらいたいです。
例えばサンダルは設計が大変難しい型紙です。足の骨格がどうなっているか。どの骨の出っ張りを避けてベルトを通すか、どこを押さえていいのか、どこを逃がすか、などを理解した上でエレガンスでスタイリッシュな型紙を作っていかなければいけません。
靴は「《半医・半商》、医学の領域が半分入ったビジネスだ」というのは私も実感することです。
靴を作る方にはぜひそのことを知ってもらいたい、というためのセミナーです。
過去の様子
下記にて過去の様子・関連blogを載せています。
解説動画
音声動画です。古瀬氏と足と靴の相関理論セミナーはどういうものか、を雑談しています。
目標
座学と実習にて、足と靴の相関理論と既製靴型検査法の基礎を修得します。
対象
・靴業界従事者の方をターゲットにしています。
・講師・教室などをやっておられる方、今後やる予定の方は事前に申請してください。下記をご参考ください。
・小売業やシューフィッターの方などには不向きです。そちらの方は下記講座をオススメします。
足とラスト(靴木型)のフィッティング セミナー | 古瀬シュースティリスタ研究会
※連絡手段としてLINEグループを使います。LINEがない場合、連絡が手間かかるものとなりますので、受講の際には必ずLINEを導入しておいてください。
※受講の最中にはビデオカメラをお貸しします。こちらで受講の動画を撮影していただいたら後日ネット上で受講生だけ見れるようにアップロードしておきます。
セミナー詳細
授業1 テオリーⅠ 靴とデザインに関係する解剖生理学 1
骨学
フットプリントを採取して、それに足骨格を描く。足にラップを巻いて骨格を描く。
授業2 テオリーⅡ 足と靴型の相関 1
靴型への平面状足骨格基線配列
授業3 テオリーⅡ 足と靴型の相関 2
靴型への踵高状(ヒールハイト設定)足骨格基線列
授業4 テオリーⅡ 足と靴型の相関 3
甲周りと踵周りの縮率計算、踵角度計測など。
イタリア靴型プロポーション計算
授業5 テオリーⅡ 足と靴型の相関 4
既製靴型検査・検証法の実演と実習。
授業6 テオリーⅡ 足と靴型の相関 5
既製靴型検査の実習 国際サイズ換算法 国際皮革計量(取引単位換算)法
授業7 テオリーⅢ 歩行(運動)+ テオリーⅣ 靴とデザインに関係する解剖生理学 2
筋学 靭帯学 神経学
授業8 テオリーⅤ 足と皮膚の異常
足の変形、皮膚の異常 糖尿病足