《テストシューズ フィッティング、ウォーキング チェッキング》

セミナーの風景

✨シューフィッターさんも必見❣️
《テストシューズ フィッティング、ウォーキング チェッキング》
9.5(日)<オーダーラスト(靴木型)製作セミナー>

 今回製作したのは片足だけ。 足囲が大きい方、変位が強い方、歩行時に変な癖がある方などで製作します。 両足でラストを作ろとすれば、セミナー期間が倍に成ってしまいますしね💦
 基本的には病的云々の無い人が対象のファッション シューズ製作な為、片足で製作するのがセミナーとしては普通です。 それを木型メーカーで反転複写して1足に揃えてもらいます。 左右サイズ差が大きい人は、木型メーカーから上がって来たラストで微調整補正加工して頂きます。

 フィッティング チェッキング時の条件は次の通りです 👇👇👇
① 採寸した日から最長3ヶ月以内である事。
② 採寸した同じ時間帯である事。
③ 採寸した時と同じ天気である事。
④ 採寸した時と同じ気温と湿度(季節)である事。
⑤ 採寸した時の体重と変わり無いか❓️訊く事。
⑥ 女性の場合は、月経が無いか❓️訊く事。
⑦ 昨晩飲酒していないか❓️訊く事。
⑧ 採寸した時と同じソックスを履く事。
⑨ 左右のヒール ピッチ ハイトを揃える事。
 …時間帯・季節・気温・湿度・月経などで足の変化度合いが大きく異なる為、条件は出来る限り満すよう努めます。
(詳細は<足と靴の相関理論セミナー>にて)

 先ず、素足で履いて頂いて、何処に圧が強く掛かっているか❓️緩いか❓️をチェックします。 透明のマテリアルなので、圧が強く掛っている部位は白く、緩い部位は黒く映って観えます。 本人の意識・履き心地について感想の聞き取りも重要。 圧が強いや緩いに対しては、2色の油性ペンを使い分けてマーキングします。

 次に、ソックスで履いて頂いて、羽根の開き加減など確認します。 オックスフォード ラストならば、綺麗に閉じれば最善です。

 次に、屋外でウォーキング チェッキングします。 整形靴ではないので、ダイナミック アライメントなどについて多くは指摘しません。 本人の履き心地と歩き心地など感想を重視します。(ここで整形靴を語れば、セミナーはカリキュラム通りに終われないし、目的が全く異なってしまう)
 …ここで受講生さん達が驚くのは、やはり踵周りの合致性の良さです。 皆さん、他校靴科や靴教室でオーダー靴を手掛けて来てますが「嘗て、一回のテストで これ程まで綺麗に踵周りが合致した事はありません✨」と言います。

 次に、不一致と不具合部位の修正補正加工を行います。 テストシューズにマーキングしているので、修正箇所は一目瞭然です。

 最後に、修正したラストとテストシューズ(熱可塑性マテリアルなので修正が簡単)で再度チェッキング。 概ね、二度目のチェッキングで完成・完了します❗️(*´・ω-)b

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